お金の不安と子育ての不安をきちんと整理する
2025年の幕開け、各ご家庭でどんなことを目標にされているでしょうか?一昨年からの物価の 高騰で節約・NISAなどの運用・家計の見直し等々検討されているご家庭も多いかと思います。
但し、気をつけたいのは子育ての不安の上に、お金の不安が乗っかると巨大化して、不安が暴走していきます。そうすると何が起きるかというと、こどもの表情を観察すべき感性が蓋をします。表現を変えると、お金の不安という雲が陣地を取ってしまうと、お子さんの変化に気づかないままに毎日が過ぎていきます。
お金の不安と子育ての不安は まったく別のものとして区別していく必要があります。そこでお金の不安に対しては 家計管理やライフプランなどできちんと整理していく必要があります。
ひらめきポイント制度をご家庭で実施されるにあたって、お母さんご自身の価値観がとても大切です。 価値感にずれが生じると導入しても、お子さんがやる気を出さないかもしれません。
筆者が30年前の子育て真っ最中の時に感じていたことと、30年経ってお金の勉強をして考え方が変わったので参考にしてみてください。
お母さんの不安を小さくする12の質問(①~⑥)
最初は③です。考えるゆとりもなく、ただ毎日が過ぎていきました。小学校など行くようになって、①お金も必要だし安定した仕事についてほしいと思っていました。
まず②番です。もちろん教育は必要ですが、社会の変化が早いので、自分で物事を判断したり考える力が育っていることは、重要なポイントです。教育は必要ですが、自主的に学習する力が育っていないと、受験に失敗したときに、立ち直れなくなります。勉強は学生時代だけのものではありません。
①はい ②いいえ ③以前はあったが、今は不安は小さくなった。
①番はい。ストレスを感じます。毎月ギリギリの生活で買いたいものも買えません。こどもに新しい服など着せてあげたいと思うけどなかなかできません。
③番です。お金の知恵や判断力をつけたので、長期的に考えるようになりました。
①学力 ②自己肯定感
①番です。高い学力の人は自信もありそうだし。
②です。まずは自己肯定感が先に育つことが大切だと思います。今までは記憶に頼った学力評価でしたが、今は社会全体が発想力や行動力と判断力のある人が評価されるよなっています。予測のつかないことが増えているからかもしれません。 新しいことに踏み出す行動力は、急に身につけることはできません。教育現場も少しづつ変わろうとしているようです。多くの人が関わることは時間差が出てくることも理解しておかなければいけません。
①はい ②いいえ ③以前はいいえ、今ははい。
②いいえ、「勉強しなさい、いい学校に入れないよとは言います。」こどもにお金のこと言うのって気がひけます。
③です。以前は話しにくかったですが、お金の知識をつけたら、個人の努力不足が全てとは言えないとわかりました。「勉強」は知らないと損することも多いです。「運動」はスポーツで一番になることが目的ではなく、安定した体力を持っていないと、収入を得ることはできません。
①近くスーパーやデパートなど行動できる範囲 ②行動できる範囲と、インターネット
①30年前は 自分が行動できる範囲で買い物をしていました。
②行動できる範囲と、インターネットです。
①親・友人・知人 ②信頼できる人、結果を出している人、他自分で調べる。
①親や友人・TVです。いろいろ調べるといいと思いますが時間がありません。
以前は①でしたが今は②です。親や友人は私の目指している情報は持っていないと思いました。信頼できる人は、価値観の合う人かもしれません。結果を出している人は、膨大な量の勉強をしていることもわかりました。
お母さんの不安を小さくする12の質問 ⑦から⑫は次回の投稿となります。
①高学歴・大企業就職で経済的安定 ②自立した人生 ③考えてなかった。