ひらめきポイント⑤
ばーばが 孫たちに伝えるお金の勉強
1時間働いて、1000円の仕事って
どんな仕事だと思う?
それはね。

①にあれをして
②にこれをして
③にこうやって 仕事をします。
って 言われるんだ。
私もできます。
私もできます。・・と
できる人が いっぱいいると
もらえるお金は 小さくなるんだ。
ふーん。
ばーばが 始めてお仕事したのは
パパが(長男)が7歳のときなんだ。
パパも兄弟が 3人いてお金がいっぱいいるから
ばーばは 仕事をしたいって思ったんだ。
よその人から お金をもらえるのが
とても うれしくて 一生懸命にがんばったんだ。
6か月たって もらえるお金がふえるって
聞いてたから 楽しみにしてた。
でもね・・・・
そのころの ばーばは 1時間働いて700円
そして 上がったのが
たった・・・10円(1時間)だった。
じゅうえん?
そう 10円。
じゃあ 10.000円の仕事って
どんなだろうね?
つづく。
市場の原理
借金まみれの家庭で、育った私が
資格をとって お金の先生になりました。
まず孫たちに、お金の知恵を伝えたいと
考えました。
伝えるって とてもむずかしいと
感じます。
幼いころの私は、
まったく勉強しませんでした。
大人になって 勉強の大切さを
痛感しました。(遅かりし・・)
さて どうやったら孫たちが
がんばるだろうかと考えました。
単純に、お金が必要だから
ハングリーになれ!
「マイナスをプラスに」などの
ネガティブ思考は通用しません。
伝えるための 手掛かりは
こどもたちは
① 豊な生活で、危機感がない。
② そもそもお金の仕組みを
親も知らない。
③ 親も子もいそがしい。
この3つを 串刺しにして
浮かんできたのが
時給のリアルです。
そもそも学歴のない
私の職歴は
パート7年
その後 正社員20年(3か所)
お金の勉強をしてわかったこと
さんまが大漁なら 安くなる。
天候が悪ければ キャベツも500円
お米もなくなれば 価格が上がる。
市場の原理、
これだけのことを理解するのに
27年もかかったわけです。
次回は 1時間10.000円の仕事って
どんな仕事?について
書きたいと思います。
横からの会話をおすすめします。
親も子も忙しい、時間に追われるのが今の時代です。
早くしなさい、まだなの? 宿題したの?・・と
親として不安や責任から 優先してしまいがちです。
お金のお話は お子さんからすると、今の自分とは関係ないので
すんなりと聞けるのではないでしょうか?
コミュニケーション不足からの弊害は 社会に出て大きなダメージとなります。
上手に、自分を表現できる大人になることってとても大切なことだと思います。
この先の日本ってどうなるんだろう?
そう思われる方は、多いと思われます。
誰かが助けてくれる?(依存)という考えよりも
痛みを共感してくれる人がいれば、なんとか前に進めるのではと
思うばかりです。